定年後のライフプランを立てよう
定年後に必要な生活費や、将来のイベントやリスクがある程度明らかになったら、それを基にライフプランを立てることをおすすめします。
ライフプラン(生活設計)は、定年後の長い人生を導く指針の役割を果たしてくれますが、ライフプランを立てる前に、まずどのような第二の人生をおくりたいかを大まかに決めておきます。
趣味に没頭して充実した人生をおくりたいという方もいれば、カフェや料理屋を始めたいという方、若い頃からの夢を実現したい方、田舎暮らしを楽しみたいという方、好きな仕事を続けたいという方、平凡でも悠々自適に暮らしたいという方など人それぞれですが、自分と家族に合った人生のおくり方をイメージしておきましょう。
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具体的なライフプランの立て方
まず記入するための用紙かノートなどを用意します。
ライフプラン(人生設計)の立て方には、特に決まりきった書式のようなものはないので、自分がわかりやすく記入しやすいものを選んでください。
そこに退職後の20年から30年間を一年ごとに区切り、自分の年齢や家族の年齢を書き入れて行きます。歴史年表のように書いても、コマ割りにして書いてもOKです。
次に、「どのような第二の人生をおくりたいか」のイメージに従い、予想される家族のイベントや大まかなマネープランを作成して行きます。
年金の受給開始日や金額、貯蓄額、必要な生活費、住宅ローンや家賃、税金や保険の支払いなどがあれば、それも記入して行きます。
このマネープランにより、お金の流れを俯瞰することができ、前もって対策を立てることができます。
生活資金が不足するようなら、パートやアルバイト、副業などで収入を得ることを考え、余裕資金があれば投資や趣味にまわしたり、夢の実現のために資金を貯めたり、資格を取得したり・・・と色々な計画を立てることができます。
無駄を省くために、住宅ローンの繰上げ返済や、保険の見直しなども検討してみてください。
また、病気入院や介護費用、冠婚葬祭などの不意の出費にも備えて、資金をある程度余分にストックしておくことも大切です。
【関連ページ】
・定年後の生活費はいくら必要?
・第二の人生・生き方の選択
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