趣味の延長としての定年帰農
趣味の延長として、あるいは副業としての定年帰農は、あまり収入にこだわる必要がないので、気軽に楽しくできるという利点があります。
さほど広い農地がなくても、大掛かりな農機具をそろえなくてもできるので、定年後に初めて農業にチャレンジしたいという方にはおすすめです。
自然と触れ合いながら汗を流すということは健康にも良く、育てた作物を新鮮なうちに食卓に出すことができるという楽しみもあります。
ただし、このような趣味の延長としての農業を行う場合は、日々の生活費をしっかりと確保しておく必要があります。
スポンサーリンク
●経済的基盤をしっかりと
農業に主な収入源を求めない場合は、日々の生活費を他の収入源で賄う必要があります。
年金収入だけで間に合えばそれに越したことはありませんが、不足する場合は貯蓄をまわしたり、定年後も、会社員・パート・アルバイト・内職などの仕事を続けたり、農業以外で独立起業したりといった方法もあります。
いずれにしても、趣味や副収入程度の小規模な定年帰農を目指す場合は、経済的基盤をしっかりと整えておきましょう。
●好きな農法を選ぼう
食の安全への関心が高まっていますが、定年帰農を目指す人の中でも、無農薬野菜や有機農法に興味を持つ人が増えています。
農薬や化学肥料を使わずに作物を育てることは、ある程度の知識と経験を必要としますが、形は悪くても野菜や果物本来の味がすると好評です。
そして、何よりも安心して食べることができるという利点があります。
また、昨今では土を耕さず、雑草を抜くこともしない「自然農法」というものもクローズアップされています。
自分に合った好きな農法を見つけ、あきらめずに地道に続けて行くことが、農業の醍醐味とも言えます。
【関連ページ】
・定年後に農業を始める「定年帰農」とは?
・定年後に農業を始めるための準備
・第二の人生・生き方の選択
・定年後の働き方を選ぶ
・定年帰農で利益を上げるには?
スポンサーリンク